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任意整理のメリット

任意整理の疑問
任意整理のメリットは何ですか?
任意整理は、借主(債務者)本人が自ら行うには極めて難しい借金整理法なので、通常、弁護士や司法書士に手続を委任する形になるかと思いますが、ここでは専門家に委任した場合のメリットはあえて除外し、あくまで任意整理をした場合のメリットについてだけお答えします。

まず一つ目は、利息制限法による引き直し計算を行い、借金を減らすことができるという点です。

大半の消費者金融は、グレーゾーン金利が廃止される前までは利息制限法の上限金利を越える貸付を行っていたため、取引期間が長ければ長い程、引き直し計算をすることによって元本を減らすことができます。

それどころか、場合によっては、借金を払い終えているだけでなく、逆に払い過ぎていたということもあるようです。

その場合には、過払い金返還請求権を行使することで、過剰に払い過ぎていた金銭の返還を業者に求めることも可能です。(あくまで法律上の話しですが…)

二つ目は、一部の借金のみを対象とした借金整理を行うことができる点です。

たとえば、金利の低い銀行系ローンは、そのまま継続して支払い続け、利息の高い消費者金融金関係だけを相手に、債務整理を進めたいといったケースでは、任意整理を検討してみる価値はあるでしょう。

三つ目は、申立人に安定した収入がなければ利用できない特定調停とは異なり、たとえ借金を負った借主が無職で安定した収入がなくとも、両親や親族などから、弁済資金を用意できるといった事情(援助)があれば、ケースによっては任意整理が可能です。

さらに四つ目ですが、自己破産のように、国が発行する官報に住所・氏名が掲載されることはなく、資格制限(破産者は一定期間、資格制限を受けます)も受けないという点が挙げられます。



任意整理のデメリット

任意整理の疑問
任意整理のデメリットは何ですか?
任意整理をするぐらいなら、自己破産をした方が基本的には有利であるとよく言われます。

というのは、借金の一部減額や分割返済に過ぎないのが任意整理であって、自己破産とは借金を無くす方向で手続を進める制度だからです。

ただし、自己破産するということに対して、嫌悪感を抱く債務者の方もいるので、自己破産ではなく、なんとしてでも借金を返済したい!という強い意志を持った方ならば、任意整理も検討してみる価値はあるでしょう。

さて、任意整理のデメリットですが、まず一つ目は、法的な強制力はないため、新たな返済プランに債権者からの合意が得られなければ、借金問題は解決しないという点です。

任意整理の特徴また、信用情報機関に事故情報として登録(いわゆるブラックリスト)されてしまいますので、数年間、ローンやクレジットを利用することはできません。

※ ただし、ローンやクレジットが利用できないという点に関しては、他の債務整理法(自己破産・特定調停・個人民事再生)でも同じことが言えます。

さらに元本カットは見込めないため、借入期間が極端に短い、あるいは利息制限法の上限金利内で融資を受けている場合には、借金がほとんど減らないことが予想されます。



家族に内緒で任意整理

任意整理の疑問
家族に内緒で任意整理することは出来ますか?
借金を抱えた債務者自ら任意整理を行う場合、家族に内緒にしながら債務整理を行うことは極めて困難です。

一方、任意整理を弁護士や司法書士といった法律専門家に委任した場合には、彼らがあなたに代わって交渉や手続を進めてくれること、また、弁護士等に委任すると、業者(債権者)は債務者本人から借金の取立を行うことが禁じらるため、家族に内緒で債務整理を進めることは不可能ではありません。

※ ヤミ金などから借入を行っている場合、彼らは違法行為と知りつつ家族に請求することも考えられるので、絶対に家族に気付かれないという保証はありませんが…

ただし、「家族に内緒で・・・」という考えは、あまりお勧めできません。

考え方を変えれば、逆に今まで家族に内緒にしてきたからこそ、借金を重ねてしまったとも言えますし、任意整理で和解が得られた場合には、数年間、継続して借金を返済し続けなければならないので、家族の協力を得た方が精神的にも楽になるのではないでしょうか。

余談ですが、中には「家族に内緒にしながら行う債務整理は受けない」ことをモットーにした事務所もあるようなので、相談の際には、よく確認しておきましょう。

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