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借金と連帯保証人

債務整理の疑問
友人に頼まれて借金の保証人になっていますが、どうやら返済が滞っているようです。保証人になっている私としては、今後、どのような対応策をとればよいのでしょうか?
保証人には、単なる保証人と連帯保証人の2つがありますが、通常、借金の保証人として債権者(貸金業者)から求められる保証人は後者の〝連帯保証人〟の方です。

したがって、おそらくあなたも連帯保証人として契約書に名を連ねているはずです。

連帯保証人は催告の抗弁権や検索の抗弁権がなく、借金の返済額についても保証人の頭数で割る必要はないため、債権者に返済を迫られた場合には全額支払わなければなりません。

つまり、あなたはご友人と同じ返済義務をそっくりそのまま負っているのと同じことを意味します。
催告の抗弁権 債権者が保証人に借金の返済を要求してきた場合、先に契約者本人(債務者)に支払いを求めるよう促し、返済を拒否することができる。
検索の抗弁権 契約者本人(債務者)が借金返済に充てられるような財産を所有している場合、保証人は債権者に対し、強制執行等を行うなどして、先にその財産から支払いを受けるよう促すことができる。
したがって、ご友人に借金を返済できるだけの資力がまったくない場合には、あなたがそのご友人に代わって、債権者に全額弁済しなければなりません。

もし仮に、ご友人が既に自己破産手続きを始めていたり、あるいは弁護士に債務整理を依頼していたとすると、債権者は、事実上、そのご友人から直接取り立てることができなくなるため、今後は借金の保証人であるあなたに対し、厳しい取立て行為が始まることが予想されます。

ご友人が弁護士に債務整理を依頼したり自己破産しても、その効力があなたに影響を及ぼすことはありませんので、もしあなたが借金の返済に窮した場合には、あなた自身がご友人とは別に債務整理や自己破産を検討しなければならないでしょう。





司法書士による債務整理のメリット

債務整理の疑問
知人に司法書士がいるので債務整理を依頼しようと考えていますが、やはり債務整理を頼むのであれば司法書士よりも弁護士の方がよいのでしょうか?
司法書士法(平成15年4月1日~施行)改正により、一定の法律要件(研修など)を満たし法務大臣の認定を受けた司法書士は、簡易裁判所の事物管轄範囲内(現在は140万円以下)での業務(裁判、訴訟活動(裁判外での示談・和解交渉なども可))に限り、弁護士とほぼ同等の事件を扱うことができるようになりました。

したがって、債務整理を司法書士、弁護士どちらに依頼しても特に問題はありませんが、総合的にみると弁護士の方が何かと有利と言わざるを得ないでしょう。

というのも、司法書士はあくまで簡易裁判所に限って、弁護士とほぼ同等の事件が扱えるため、140万円以上(金額の上限については債権者ごとに判断されるため、借金の総額ではありません)の借金に関する交渉権は認められていないからです。

また、地方裁判所での訴訟代理権は弁護士のみに与えられた特権であり、債権者との交渉上、これが有利に働くケースがあります。(地裁に持ち込まれた場合、金融業者(債権者)は代表者が自ら出頭しますが、弁護士に依頼する必要があるため、立場やコスト面から考えても地裁では争いたくはないというのが本音でしょう)

参考までにいくつか理由を挙げてみましたが、基本的には司法書士に債務整理を依頼しても、それほど大差ありません。(報酬に関しては、平均して弁護士の方がやや高めのようです)

債務整理を専門家に依頼する上で最も重要なことは、司法書士や弁護士という肩書きではなく、債務整理手続きにどれだけ力(知識や交渉力)を入れているのか、あるいはどれだけ親身になってあなたの相談に乗りサポートしてくれるかの方がよっぽど大切かと思われます。

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